即答:どの同時通訳アプリを選ぶべき?
会議で使うなら、複数話者対応とAI議事録を備えたLiveLingo。長時間利用を月額15,000円の無制限プランでカバーしたいならKotoba。まず無料で試したいなら、完全無料の「同時通訳さん」、旅行会話向けの「VoiceTra」、LiveLingoの無料Webデモ(1日3分)の3つから始められます。Google翻訳の会話モードは無料ですがターン制のため、複数人が続けて話す会議には不向きです。
1. 比較表:7アプリの料金と対応範囲
| アプリ | 月額 | 無料枠 | 会議対応 | 議事録 | 電話 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1. LiveLingo | Pro ¥3,000(300分) | Webデモ1日3分 | 複数話者対応 | AI議事録を自動生成 | 発信可(逐次通訳・相手はアプリ不要) |
| 2. Kotoba | ¥15,000(無制限) | 約5時間/月 | 対応 | なし | なし |
| 3. 同時通訳さん | 無料 | 完全無料・広告なし | 少人数なら対応 | なし | なし |
| 4. CoeFont通訳 | ¥3,500 | 試用あり | 対面向け設計 | なし | なし |
| 5. Google翻訳 会話モード | 無料 | 制限なし | 不向き(ターン制) | なし | なし |
| 6. VoiceTra | 無料 | 制限なし(研究用) | 不向き(旅行会話向け) | なし | なし |
| 7. Felo瞬訳 | 時間パック制 | 試用あり | 対応 | なし | なし |
2. おすすめ7選の詳細
1. LiveLingo:会議で使うならこれ(複数話者+AI議事録)
LiveLingoは会議での利用を前提に作られた同時通訳アプリです。会議で通訳アプリが崩れる典型は「発言者が入れ替わった瞬間」ですが、LiveLingoは話者の切り替わりを検知して発言単位で訳を区切るため、複数人の発言が1つの文に混ざりません。訳文は平均1.5秒で表示され、一度確定した訳文は後から書き換わらないので、字幕が揺れて読み直しになるストレスがない点も会議向きです。精度は公開ベンチマーク(120発話・4言語ペア・第三者採点)で理解度4.96/5を記録しています。
会議終了後は、発言記録から決定事項と論点を整理したAI議事録が自動生成されます。さらに7本の中で唯一、アプリから通常の電話番号に発信できます。電話はあなたが話し終えたあとに通訳音声が相手に流れる逐次通訳方式で、相手側にアプリは不要です。無料のWebデモが1日3分使えるほか、Proプランは月額3,000円で300分。iPhone版はApp Storeからインストールできます。
2. Kotoba:先読み型で表示が速い、長時間派の無制限プラン
Kotobaの持ち味は表示の速さです。文の続きを先読みして訳を組み立てる方式で、発話に食いつくように訳が出ます。1日中通訳を流しっぱなしにする使い方でも料金を気にしなくてよい月額15,000円の無制限プランがあり、無料枠も月におよそ5時間と大きめです。一方で議事録機能はなく、月額は7本中もっとも高額です。価格を含めた代替の選び方はKotobaの代替アプリ比較で詳しく扱っています。
3. 同時通訳さん:完全無料・広告なしの良心
個人開発の完全無料アプリで、広告もありません。学術ミーティングでの利用を想定して作られており、研究発表や少人数の議論を字幕で追う用途に素直に応えます。費用ゼロで「同時通訳アプリがある生活」を体験する入り口として最適で、ここから始めて物足りなくなったら有料アプリを検討する順番が合理的です。
4. CoeFont通訳:国内発、対面会話向け
音声合成で知られる国内企業CoeFontの通訳アプリです。月額3,500円で、店頭や窓口、出張先での対面会話に向いた設計です。読み上げ音声の自然さに強みがあり、画面より耳で聞かせたい対面シーンで活きます。
5. Google翻訳 会話モード:無料だが会議には不向き
無料で今すぐ使える点は他のどのアプリにも勝ります。ただし会話モードはターン制です。片方が話し、訳が出て、もう片方が話す。この交互のリズムを前提にしているため、複数人が間を置かず話し続ける会議では追いつきません。旅行や窓口でのやり取りには十分ですが、会議用としては選外です。
6. VoiceTra:NICT提供の無料アプリ、旅行会話向け
国立研究開発法人NICTが研究目的で提供する無料アプリで、31言語に対応します。短い発話を1文ずつ訳す設計のため用途は旅行会話が中心ですが、訳した結果を逆方向に訳し直して確認できる仕組みがあり、誤訳に気づきやすいのは独自の利点です。国の研究機関のアプリという安心感もあります。
7. Felo瞬訳:時間パック制でスポット利用に強い
月額ではなく時間パック制を採る珍しい料金体系です。毎月は使わないが、展示会や海外との商談など「その日だけ確実に使いたい」場面が年に数回ある人には、月額契約より安く済みます。逆に毎週使うなら月額制のアプリの方が割安になります。
3. 用途別の選び方
会議で使うなら:複数話者対応と議事録で選ぶ
会議は同時通訳アプリにとって最も条件が厳しい環境です。発言者が数秒単位で入れ替わり、専門用語が飛び交い、聞き逃した内容をあとから確認する必要も生じます。この3点に正面から答えるのは、話者の切り替わり検知とAI議事録を両方備えたLiveLingoです。表示速度と無制限利用を最優先するならKotobaが対抗になります。ZoomやTeamsのオンライン会議での具体的な使い方はZoom会議の翻訳ガイドとTeams会議の翻訳ガイドにまとめました。
まず無料で試すなら:3つの入り口
- 同時通訳さん:完全無料・広告なし。時間を気にせず「通訳アプリのある生活」を体験できます。
- VoiceTra:無料・31言語。旅行前のインストールに向きます。
- LiveLingoの無料Webデモ:1日3分。実際の会議音声で有料級の精度を確かめてから判断できます。
次の会議で、字幕付きの安心感を
LiveLingoはブラウザで開くだけで使えます。複数話者の会議でも発言単位で訳が並び、終わればAI議事録が残ります。まずは無料のWebデモでお試しください。
LiveLingoを無料で試す4. よくある質問
無料で使える同時通訳アプリはありますか?
あります。完全無料なら「同時通訳さん」(広告なし・個人開発)、国の研究機関NICTが提供する「VoiceTra」(旅行会話向け・31言語)の2つが代表格です。有料アプリの無料枠では、Kotobaが月におよそ5時間、LiveLingoがWebデモとして1日3分使えます。日常的に長時間使うなら同時通訳さん、会議で品質を確かめたいならLiveLingoのデモから試すのが効率的です。
会議で一番使える同時通訳アプリはどれですか?
複数話者への対応と議事録の有無で選ぶならLiveLingoです。話者の切り替わりを検知して発言単位で訳を区切り、一度確定した訳文は書き換わらず、会議後にはAI議事録が自動生成されます。表示速度と長時間利用を最優先し月額15,000円を許容できるなら、無制限プランのあるKotobaが選択肢になります。Google翻訳の会話モードはターン制のため、複数人が続けて話す会議には向きません。
ZoomやTeamsのオンライン会議でも同時通訳アプリは使えますか?
使えます。会議の音声をPCのスピーカーから出し、同時通訳アプリをブラウザの別タブまたはスマホで起動して音声を拾わせるだけです。ZoomやTeamsの標準翻訳字幕は上位ライセンスと主催者側の設定が必要ですが、この方法ならライセンスもホスト権限も不要で、ゲスト参加の会議でも自分の判断だけで使えます。詳しい手順はZoom会議の翻訳ガイドをご覧ください。
同時通訳アプリの精度はどのくらいですか?
ニュース音声を使った第三者採点のベンチマークでは、上位のアプリは5点満点中4.9点台の理解度に達しています。LiveLingoは120発話・4言語ペアの公開ベンチマークで理解度4.96/5を記録しました(livelingo.io/research/benchmark-2026で生データを公開)。実用上の精度は環境にも左右されます。マイクと話者の距離を近くし、雑音の少ない環境で使うことが、アプリ選びと同じくらい結果に効きます。
電話の通話も通訳できますか?
7本の中で電話に対応するのはLiveLingoだけです。アプリから通常の電話番号に発信でき、相手側にアプリは不要です。電話では、あなたが話し終えたあとに通訳音声が相手に流れる逐次通訳方式で、双方が交互に確実に聞き取れます。画面上の字幕で同時進行の訳を追える会議・対面モードとは方式が異なる点に注意してください。
同時通訳アプリと翻訳機(専用端末)はどちらがいいですか?
ほとんどの用途でアプリが有利です。専用端末は買い切りの安心感がありますが、翻訳エンジンの世代が固定されやすく、アプリは改善が毎月反映されます。すでに持っているスマホで動くため追加の持ち物も要りません。専用端末が向くのは、スマホを持たない家族に渡す場合や、業務規定でスマホを持ち込めない現場に限られます。